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デザインは多種多様でWEBデザイン、パンフレットデザイン、会社案内デザインと数え上げても切りがありません。
ではデザインは何を目的にデザインするのでしょうか。それは、内容を分かり易く視覚的に説明し、雰囲気を伝えるためにデザインするのだと考えます。例えば会社の品と格を伝えなければばならない会社案内をチラシ風に作るデザイナーはいません。逆にチラシを会社案内のように作るデザイナーもいません。つまり、デザインはデザインされるものの内容と一致していなければなりません。しかし、とはいっても内容ばかりに傾くとどれも同じようなものしか上がらなくなってしまい、独自性がないデザインになってしまいます。実はここがデザイナーの腕の見せ所となります。僅かなズレが緊張感を生みが気合が入ったデザインとなります。そのズレは決してここでは使わないだろうと思う色を色に敏感なデザイナーは使って緊張感を生み出します。他の部分はすごくオーソドックスなのに1点だけズレた色があると心地よい緊張感が出てきます。もしくはコピーを重視するデザイナーはわずかにズレたコピーを入れることで人の感情を刺激し、記憶に残るデザインを仕上げます。では、どのようにしたらこのズレを作ることができるのでしょうか。実は基本デザインができるようになると心地よいズレを生み出すことができるようになります。全てがスムーズで纏まりがあるデザインができると完全過ぎて面白みに欠けるのでアクセントが欲しくなり緊張感が出て来る何かを入れたくなります。それがズレです。完全でなく不完全だけど面白みがでてくるデザインが上がります。
デザインを始めたばかりですと極端に色数を多く使いがちですが色数を多くすればするほどバランスをとるのが難しくなります。全体のバランスが取れなくなるために更に色を増やしてしまいます。よく言われる色数は3色までというのは色数が増えれば増えるほどバランスが取りづらくなりそれがレイアウトにまで影響が出てくるためです。どこかを強調しようと大きなブロックをとり、更に強烈な配色を行うとそこだけ極端な違和感が生じ、違和感を中和するためほかの部分に対抗する配色とブロックを行うと更に他の部分の違和感を生みバランスが更に悪いデザインになってしまいがちです。なので、デザインはなるべくシンプルにシンプルにして強調するところだけに少し配色を行えばバランスが良いデザインが行なえます。しかし、このようなシンプルなデザインは上品になりがちでインパクトの有るデザインに見えない場合もあります。その時は一箇所だけ違和感が出る配色とブロックを作ります。一箇所だけです。この違和感が人が見た時印象が残るデザインとなりインパクトの有るデザインとなります。
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